中学生の 子供の『税についての作文』を書きました。
テーマは『税に関すること』
〇内容が、税に関するものであればなんでも構わない
・税のしくみや使われ方について、家族で見聞きしたこと
・税の申告や納税に関して思ったこと
・学校などで、税について学んだときに感じたこと
それを400字詰め原稿用紙2枚から3枚に書く。です!
普段からお金の勉強をしていて思う事・・・。
それは、”義務教育でお金の事について学べる授業を取り入れて欲しい”という事です。
大人になったら得られる知識ではなく、知ろうとしないと得られない知識なので、もっと伝えていくべきだと常々思っている所に、こんな素敵な子供の宿題がやってきました!
もちろん私が書く!と申し出て現在に至ります。
子供目線で、しかも問題定義もしつつ仕上げてみました。
ちょっと難しい言い回しなどになってしまいましたが、税というテーマ自体が難しいのでヨシとしますね。
では皆さんも一緒に読んでみてください。
税ってナニ?を考える
私達のような子供たちは、税についてよく知りません。
日本に生まれ日本で暮らしているのであれば、日本で決められた税金を払わなければいけないのは何となく知っています。お金を稼ぐと必ず何かの税金を払うという仕組みがあるのもなんとなく知っています。
なぜ知っているかというとお税金を納める事は国民の義務という勉強はしているからです。
しかし、その税金が一体どういうモノなのか全く分かりません。
例えばお父さんやお母さんが会社員としてお金を稼いだ時に支払う所得税とはその人の1年間の収入(所得)に対してかかる税金で、他にも住民税とは地方税の一種で前年の所得に対してかかります。住民税の主な使用用途は教育、福祉、救急、ゴミ処理など、地方自治体が提供する公共サービスの運営をまかなうために使われるそうです。
個人で事業を行っている大人が払うのが法人税で、法人税は株式会社や協同組合などの法人が事業活動を通じて得た各事業年度の所得にかかる税金です。
皆が納めている税金は私たちの生活を豊かにしてくれるばかりか国を運営する上でとても大切な役割を担っていると感じましたが逆を言えばこんな大切な税という仕組みを子供のうちに勉強しません。
ましてや教えてくれる人も周りにはいません。
大人になったら必ず何かの税金を支払うのに、それまでに税の事を勉強する機会が無いように感じます。
こんな大切な税の事を私たちが大人になるまでに誰が教えてくれるのですか?
大人になって会社に勤めだしたら誰かが教えてくれるのですか?
今の時代は知りたいと思った事を調べれば沢山の正しい情報が調べられますがその反面知りたいと思わなければその情報は私達には届きません。
税金とは?で調べると『税金には課税主体が国である「国税」と、地方公共団体である「地方税」があり、国税には、所得税、法人税、相続税、贈与税、消費税、酒税、たばこ税、自動車重量税などがあり、地方税には、住民税、事業税、固定資産税、地方消費税、自動車税などがある』という事が分かりました。
こんなにも多くの税金がある国で暮らしているのに何一つ税金について学校では教えてくれません。
文字を見ただけでどんな税金かなんとなく分かるものとそうでないものがあり私たちの生活にこんなにも関わりが深くとても大切な税の事を子供のうちからちゃんと勉強し知るべきだと思いました。
大人たちはお金を稼いだり税金を納めたりとみんなの為に色々してくれています。
それに答えるために将来大人になった私たちも税金を納めるのであれば、今のうちからもっと税について勉強するべきだと思いました。
まとめ
普段は自分ひとりでアレコレ勉強していましたが、今回子供からこの宿題を持ちかけられとてもいい機会だと思い一緒に考え書きました。
大切なのはソレに興味を持つという事。
そして興味を持った瞬間が一番大切で一緒に考えるよいタイミングだという事。
子供のナニ?を大切にしながらお金の事を伝えていけたらと思いました。
しかし夏休みの宿題、こんな難しいお題が出てるんですね。
子供も大変だぁ~(; ・`д・´)
お金ってナニ?と思っている方にはこちらの記事をご覧ください♪
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