【子供にお金の教育を☆彡】
突然ですが、今あなたの財布にはいくら入っていますか???
そのお金って一体なんですか?
財布の中身をあなたの子供がのぞき込んできて『パパ!ママ!これは何?食べられるの?美味しいの?』と言われたらあなたは何と答えますか?
そこで子供だからといって曖昧にはぐらかしたり、ましてや適当な嘘をつくなんてもっての他ですね。
子供って記憶力が最高にいいのです!
大きくなってから嘘だと気付いた時の親への信頼度は考えたくないですが想像するにきっと【ZERO】でしょう(´;ω;`)ウッ…
そうならない為にも大人で、しかも親のあなたがお金というモノを自分でちゃんと理解してから上手に分かりやすく説明できるようにちょこっとだけ一緒に勉強してみませんか?
お金とは?
お金はいつからあるの?
お金はどうして必要なの?
きっと考えても答えにたどり着かなくてキリがないかもしれませんね(笑)
なので1個1個しっかりと考え理解し知識として少しずつ身につけて行きましょう♪
***** それでは始めます *****
お金が生まれた理由💴
時は原始時代までさかのぼります。
昔はお金というものはなく、持っている物と欲しい物を交換するという物々交換スタイルだったそうです。
だけど物々交換スタイルは需要と供給がすぐに一致するように思いますが実は大変効率が悪くて難しいとされています。
例えばリンゴを持っている人がミカンが食べたい!と思ったときミカンを持っていてリンゴを食べたいなって思う人を探さないといけない。
そんなラッキーな事が毎日起きていたらきっとお金は生まれてなかったはずですね。
そのラッキーな事が起こる事をひたすら期待するよりも手っ取り早くてもっといい方法というのは、とりあえずみんなが欲しがりそうなものに先に交換しておく!ということですよね。
みんなが欲しがるものに代えておけば、いつでも何かと交換できる!という事。
これが日本の場合、最初は稲・・・つまりお米でした。
そのころは稲のことを「ネ」と呼んでいたと考えられています。
それがやがて値段の「ネ」の語源になりました。
もうひとつみんなが欲しがるもの、それが布です。
布を切ったり貼ったりすれば、着る物に変えられますよね。
紙幣の幣という字は布という意味なのです。
とりあえず稲か布に交換して、だれかこれを肉と交換してくれないかと市場の中で叫んでみる(笑)
こういうことからモノとモノの仲立ちが生まれたんです。
例えば手に入るのが珍しい貝殻があったとします・・・「子安貝」といいます。
とっても綺麗で中々手に入らないのでとにかくみんなが欲しがります。
なのでとりあえず子安貝に変えておけば、その貝で何か別のものを自分が交換したいと思うタイミングで交換することができる。これが今使われているお金の起源になります。
だから漢字でお金に関する文字には全部貝が入っています。
貴重品の貴の下、貨幣の貨、購買の購、買うという字の下。売るという字も昔は下が貝でした。貧しいの貧もそう、全部貝が入っています。
他の例えでいうと古代ローマでは兵士への給料は塩でした。
とりあえず塩を持っていれば、塩はとても貴重なので他のものといつでも交換できる。
ラテン語で塩のことをサラリウムといいます。そこから英語の「サラリー」という言葉が生まれました。
そうすると、やっぱり一番いいのは金や銀なんです。金・銀・銅です。
すぐに手に入らないし、そこらへんに転がっていない。
かつ古代の幼稚な技術でもすぐに溶かして一定の形にすることが出来ました。
だから通貨として、お金として使われるようになってきたのです。
日本でも、結局は金貨や銀貨が使われるようになりました。
金や銀、銅を使い始めた当初はよかったのですが、大きな取引になると、金貨・銀貨・銅貨をジャラジャラ持って歩くのは非常に危ないです。
重いし、途中で盗賊に盗られるかもしれない。そうするとたくさん持っているお金持ちのところに行って預けるんです。
そして、そのお金持ちが「確かに預かりました」と預かり証を紙に書いてくれる。その紙さえ持ってくれば、いつでも金と交換してくれる。この預かり証がまさに信用になるんです。
預かり証を持って行けば金に換えてくれますけども、どうせそうなら換えなくてもいいわけです。それまた別の買い物に使えばいいわけです。そうして預かり証自体がお金の価値を持つようになっていきます。
これが紙幣のはじまりです。
これはこちらのページでも書かれてるように池上彰先生のお答えです♪
お金のはじまりは諸説ありますが、私はこちらの説を信じています。
お金はいつからあるの?
日本で最初に作られた貨幣は708(和銅元)年発行の和同開珎とされていましたが、それより前に富本銭(ふほんせん)が作られていたことがわかりました。
一方で、日本では10世紀末から16世紀まで国家による銭貨鋳造が行われず、12世紀以降、主に中国からの渡来銭が流通していました。
その後、江戸幕府を開いたことで知られる徳川家康が貨幣制度の統一に乗り出し、1601年に金・銀貨を発行しました。
さらに、三代将軍家光の時代には銅貨(銭貨)の鋳造がスタートしました。これにより、金・銀・銭の三貨幣を基本貨幣として全国的な統一が図られました。統一通貨の基礎は江戸時代に築かれたということです。明治時代になると「円」という単位の新しい「貨幣」が誕生し、1882年には日本の中央銀行として日本銀行が設立されます。その後、1942年に公布された日本銀行法により、名実ともに今日につながる管理通貨制へと移行しました。
ちなみに・・・
江戸時代、金貨をつくる機関のことを「金座」、銀貨をつくる機関のことを「銀座」と呼んでいました。現在の東京都中央区銀座の「銀座」はそこからきています。では「金座」はないのでしょうか。地名は残っていませんが、日本銀行本店は金座の跡地に建てられています。
お金はどうして必要なの?
最後にあなたは今までに【お金はどうして必要なのか?】を考えた事はありますか?
私達が産まれて物心つき記憶にある頃から既にお金はこの世の中にありました。
お金が沢山あれば安心だし少ししか無ければなんとなく不安になる・・・。
その時々に持っている量で安心もするし不安にもなる。
たかが金銀銅の塊なのに!
たかが紙切なのに!
この正体が本当は分かってないのにお金に縛られ苦しんでいる人も少なからずいる事でしょう。
しかし、お金は唯一モノの価値を数字で表してくれる道具です!
モノの一つ一つに値段がありそれを欲しいと思う人がいればお金で買う。
必要なければ買わない。
目に見えるモノに値段がついているので価値を数字で表せる唯一の存在。
それがお金です!
人の欲求には色々なモノがある!
その欲求を満たす為のお金が必要!
欲求=生活する事=生きていく為に・・・。
実際にお金を使うのは私達で、お金をお金と認識していなければ実際にはお金の価値は存在しない。
私達がお金の価値を認めているのでお金は公平に利用されている。
これが他のモノでもダメ✖ですね。
誰かがお金の価値を決め、実際に使い始めた。
この時からお金を使い欲しいモノと交換し人間は生きていくという時代のレールに乗りました。
あなたは自分の子供に【価値を図る道具】=【お金】に縛られた生活を送らせるか、それともお金を利用しお金に働いてもらいお金を使って人生を楽しむ生活を送らせるか。
少なからず子供の頃の親の教育次第でどちらにでもなれるのが現代の怖い所です。
知っているか?知らないか?このいかにも少しの響きの違いの様に聞こえる言葉。
全く正反対の向きに進むと言っても大袈裟ではないはずです。
親のあなたがちゃんと理解し伝えてあげられたらあなたの子供は自分で考え行動する事が出来るでしょう♪
まずは子供に少しのキッカケ作りを一緒にしませんか?
子供が興味を持ったら一緒に少しずつ勉強すればきっと思い浮かべる未来は素敵なモノになるでしょう!
まとめ💰
お金の正体がなんとなくでも分かったらなぜお金が必要なのか?を理解して後は子供がお金とどう付き合っていくかを一緒に考えてみてください。
その答えを親のあなたが子供に寄り添いちゃんと導き出してあげれるように。
ある日突然子供から【お金ってナニ?】と聞かれても今度はぐらかす事もせず、ましてや嘘をつく事もせずにしっかりと『お金とはね♪』と答えてあげる事が出来るでしょう♪
一番やってはいけない事!!!!
それはお金に興味を持ち始めた子供に対して、何てことを聞いてくるの(怒)と無意識に怒ってしまったり、まだ子供なんだから今はそんな事知らなくていいのよ・・・とか、お金はすっごく怖いものなのよ!!なんて意味もなく脅したりお金を扱う事から遠ざけたりする事は今後のお金の教育的にも避けるべきだと伝えたいです。
逆に興味を持った事をキッカケにして、理解できないかもしれませんがしっかりと知識を伝えながら、一番身近なあなたがお金の扱い方や付き合い方を間違わないように見せてあげてください。
そうすればあなたの子供の今後の人生の強い味方になるモノ!だと認識する日が近いうちにくるはずです。
子供は親から与えられた情報を自分にとって有利か不利かなんて選別する事は出来ません。
だからこそ、あなたの大切な子供にはしっかりとしたお金の知識を伝え、扱い方さえ間違わなければ人生のプラスになる!そんな当然の事をちゃんと伝えて欲しいものです。
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